PR:ベネッセ・小学館
※ まなびwithは、2021年10月に新規入会受付を終了しました。
幼児通信教育の最大手のベネッセ『こどもちゃれんじ』と、出版社の最大手の小学館『まなびwith幼児コース』。
どちらがよいのでしょうか?
基本的には2教材とも良質な通信教育なのでどちらを受講しても大丈夫だけど、実はこの2教材は『内容や身につく力』がまったく異なります!
ここでは、モンテッソーリ教育とチャイルドコーチングの指導者で1児の母でもある筆者が、こどもちゃれんじとまなびwith幼児コースの共通点や違う点をわかりやすく解説していきますよ。
まなびwithは年中コースから始まるので、年中以降の教材を比較していきます。
こどもちゃれんじの0歳~年少までの教材レビューをご覧になりたい方はこちらをどうぞ♪ PR:ベネッセ 5人に1人が学習したことがあるという人気No.1の教材、ベネッセコーポレーションの『こどもちゃれんじ』。 こどもちゃれんじの口コミやメリットデメリットを、モンテッソーリ教育とチャイルド ... 続きを見る
こどもちゃれんじの口コミまとめ!評判と意外なデメリットも徹底解説
初めに共通点と違う点をまとめると、
こどもちゃれんじとまなびwithの『共通点』
- 小学校入学前の達成度は同じ(ひらがな・カタカナ・簡単な1桁の計算)
- あまりひねった問題はなく、シンプルで解きやすい(思考力はあまり期待できない)
- ドリル感の少ない、カラフルで楽しいテキスト本
こどもちゃれんじとまなびwithの『違うところ』
こどもちゃれんじ | まなびwith幼児 | |
年齢 | 0歳〜 | 年中〜 |
ワークドリルのレベル | やさしい | 普通 |
身につくこと | 「勉強って楽しい!」という気持ち | 国語と算数のしっかりとした基礎 |
教材 | 盛り沢山 ・ワークドリル1~2冊(14~20課題) ・毎月たくさんの付録 (知育玩具『エデュトイ』・DVD・絵本・特別教材など) |
シンプル ・ワークドリル1冊のみ(28課題) (巻頭図鑑・巻末物語付き) ・付録は年に2~3回(ほぼ紙製) |
英語学習 | DVDの中にあり | なし |
デジタルワーク | ワークドリル毎月90問配信 | テキストと連動したプログラミングゲーム数問 |
自然科学や社会の学び方 | DVDと知育玩具で学ぶ | ワークドリルと図鑑の抜き出しで学ぶ |
料金(※) | 2,480円(年中~) | 1,980円(年中~) |
(※ 年一括払いの月額/税込・2021年4月現在)
ちなみに、代表的な幼児通信教育の『ワークドリルのレベル比較』は次の通り。
こどもちゃれんじはやさしいレベル、まなびwith幼児は標準レベルですよ。
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両教材をひとことで言うと、
『広範囲の学び』ができ、子供が食いつく盛り沢山の教材で、まずはお勉強を好きになることをめざしたい
⇒ こどもちゃれんじがおすすめ
『読み書き計算』を中心に、楽しい雰囲気ながらもしっかりめのドリルで、基礎を確実に身につけたい
⇒ まなびwithがおすすめ
です。
※ この記事のこどもちゃれんじとは『総合コース』のことです。こどもちゃれんじ『思考力特化コース』のレビューはこちらをどうぞ♪ PR:ベネッセ 「こどもちゃれんじは付録が多すぎる…」 「総合コースは簡単すぎるけど、思考力特化コースってどうなんだろう?」 という方、いらっしゃるのではないでしょうか? この記事では、モンテッソーリ ... 続きを見る
こどもちゃれんじ思考力特化コースってどう?1年受講した口コミブログ
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ではまず、こどもちゃれんじから詳しくみていきましょう。
『こどもちゃれんじ』はとにかく楽しい!
こどもちゃれんじの年中・年長教材の内容は次の通り。
こどもちゃれんじ年中・年長の毎月の教材
- ワークドリル
年中1冊:14~18課題
年長2冊:20課題 - デジタルワーク(毎月90問)
- 知育玩具エデュトイ
- DVD・絵本
- 特別教材や考える遊びセット(ほぼ紙製)
毎月ボリュームたっぷりの教材で、ドサッ!と届く感じ。
子供は「今月は何が入っているかな?」とワクワクしながら開封しますよ♪
まずはワークドリルの内容からみていきましょう。
こどもちゃれんじのワークドリルはごく簡単
こどもちゃれんじのワークドリルはとても簡単。
年長から始めてもまったく問題ありません。
読み書き計算の進度も遅く、素直で解きやすい問題ばかり。
迷路や間違い探し、しまじろう達の会話も多く、お勉強感のないドリルで楽しく学習習慣をつけることができますよ。
その反面、「うーん」と頭を使うような応用問題はないので、思考力はあまり養えないと言ってよいでしょう。
こどもちゃれんじ年中すてっぷのワーク。
無理なく楽しく文字や数の基礎を身につけていきます。
こちらはこどもちゃれんじ年長じゃんぷのワーク。
まなびwithの年長コースと比べても、こどもちゃれんじの進度はゆっくり。
問題数も少ないけれど、2021年4月からアプリで毎月90問のデジタルワークが始まり、ドリルワークが早く終わってしまっても物足りなさがないですよ。
でも、デジタルワークもやはりレベルは簡単です。
このように、こどもちゃれんじのワークドリルは、誰でもつまずかずに楽しく机に向かう習慣をつけるためのテキスト。
何かの力を付けるというより、「勉強って楽しい!」という気持ちと毎月やりきる自信をつけていきますよ♪
2020年の学習指導要領の改訂によって、今はどの幼児教材も「思考力を養えます」と書かれているけれど、本当に思考力を養える教材はわずか。
こどもちゃれんじも、『思考力特化コース(リンク)』はがっつり思考力を鍛えられるけれど、正直この『総合コース』はあまり思考力は重視されていません。
こどもちゃれんじの付録は幼児通信教育の中でピカイチ
こどもちゃれんじの特徴は、何といってもたくさんの付録!
これでもか!というくらい毎月いろいろなものが送られてきますよ(笑)
これで月額2000円台というのは、本当にコスパがいいですね。
まずは子供に一番人気の知育玩具『エデュトイ』。
こどもちゃれんじ年中すてっぷ10月号の『動く!変身ロボキット』。
3つの動きができるロボットでパーツの組み方を変えながら、プログラミング的思考を養いますよ♪
こちらは、こどもちゃれんじ年長じゃんぷ6月号のエデュトイ『君だけのおじぎそうお世話セット』。
毎日水をあげたり太陽にあてたりしながら、自然の生命力を直に体験します。
こどもちゃれんじは、『自然科学・社会の学び・プログラミング』はワークドリルではなく、エデュトイやDVDの中で学んでいきますよ。
(まなびwithでは、ワークドリルと図鑑の抜き出しで紙面上で学びます。)
こどもちゃれんじの年中・年長教材では、このエデュトイの他にも、紙製の『特別教材』や『考える遊びセット』が随時つきます。
こどもちゃれんじ年中すてっぷ9月号の考える遊びセット『どきどきお買い物数すごろく』。
すごろくで進みながら、「合わせていくつ?」と足し算の基礎を学びます。
こちらは、こどもちゃれんじ年長じゃんぷ2月号の特別教材『世界地図・漢字ポスター』。
お風呂で使えるポスターなので、お勉強と構えずに遊び感覚で地理や漢字への興味を引き出していけますよ♪
また、こどもちゃれんじはDVDも充実。
DVDには英語コーナーも。
幼児期からネイティブの英語の発音に触れられるのは嬉しいですね。
このように、こどもちゃれんじの付録は、文字や数から自然や社会や英語まで、小学校で学ぶ全教科の下地を作っておける教材。
ここまで付録で広範囲を網羅している幼児教材はなかなかないですよ。
デメリットは、どの分野もレベルは簡単で、ザっと学ぶだけで深く掘り下げることはしないところ。
また、すべてが完成された付録なので、自分で創意工夫したり試行錯誤したりする余地が少なく、思考力や想像力が育ちにくいところです。
でもその分、子供1人でも学びやすいというメリットもありますよ。
こどもちゃれんじのメリットとデメリットは?
ここまで、こどもちゃれんじの年中以降のワークドリルと付録をみてきました。
こどもちゃれんじのメリットとデメリットをまとめると、次の通り。
『こどもちゃれんじ』のメリットとデメリット
メリット
- 簡単で解きやすいワークドリルで、「できる!」と自信がつく
- 多彩な付録で、広範囲の学びが一通りできる
- デジタルワーク・知育玩具・DVDなど、1人でできる学習が多い
- DVDで英語が学べる
- 楽しい教材で子供の食いつきはバツグン
デメリット
- お子さんによってはワークドリルが簡単すぎる
- 読み書き計算の反復練習は少ない
- 完璧に用意された『受け身』学習で、思考力や創意工夫力は付きづらい
- 付録が溜まる
- しまじろうが苦手な親御さんにはツライる
こどもちゃれんじの詳細レビューはこちらからどうぞ♪ PR:ベネッセ 5人に1人が学習したことがあるという人気No.1の教材、ベネッセコーポレーションの『こどもちゃれんじ』。 こどもちゃれんじの口コミやメリットデメリットを、モンテッソーリ教育とチャイルド ... 続きを見る
こどもちゃれんじの口コミまとめ!評判と意外なデメリットも徹底解説
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まなびwith幼児コースは国語と算数中心の幼児教材
次に、小学館のまなびwith幼児コースをみていきましょう。
まなびwithの前身は、ドラえもんがメインキャラクターの『ドラゼミ』。
2019年に現在のまなびwithに改訂され、新しく『まなぼうず』という文房具をモチーフにしたキャラクターに変わりました。
ドラえもんほど子供の食いつきは良くないけれど、まなぼうず達もなかなか可愛い!
ちなみに、小学生コースになると『名探偵コナンゼミ』に。
小学館の教材は、幼児コースも小学生コースも国内最大手の出版社の強みを活かした楽しい教材です。
まなびwith幼児コース(年中~)の教材内容は次の通り。
まなびwith年中・年長の毎月の教材
- ワークドリル
1冊:28課題(巻頭図鑑・巻末物語付き) - デジタルコンテンツ
(ワーク内のプログラミング学習と連動) - 付録(ごくたまに)
- 反復学習用ダウンロードプリント
まなびwithは、付録満載のこどもちゃれんじと比較すると、ほぼワークドリル1冊のみのシンプルな教材。
副教材・保護者用冊子・チラシなどもほとんどないので、本当にシンプルに1冊だけ入った封筒が送られてきます。
届いた時の子供の食いつき度は、こどもちゃれんじのほうが明らかに上ですね。笑
でもその1冊に、図鑑の抜き出し、たくさんのシール、小学館発刊の物語など、楽しい内容が盛りだくさん!
さっそく見ていきましょう。
まなびwith幼児のワークドリルは文字を書く練習がいっぱい
まなびiwthのワークドリルの最大の特徴は、『国語』の基礎作りに力を入れているところ。
小学館は、小学生コースでも『作文コンクール』を開催するなど、国語力をとても重視しています。
幼児コースでも、読み書きの練習は他の幼児通信教材と比較して多いですね。
まずは、まなびwith年中コースの『もじ・ことば』ワーク。
こちらは、まなびwith年長コースのことばワーク。
年中から年長まで2年間かけて、しっかりと国語の下地を作っていきます。
計算問題も、こどもちゃれんじと比較すると多めでレベルも若干高め。
まなびwith年中コースのかずワーク。
こちらは、まなびwith年長コースのかずワーク。
年長の最後でここまでできるようになりますよ。
まなびwith幼児のその他のワークは、『ちえ』と『たいけん』。
『ちえ』ワークは、いわゆる思考力ワークです。
まなびwith年長9月号のちえワーク。
通る道にいる動物にあげるおやつを順番に並べる問題。
デジタルコンテンツと連動してて、実際に動きを確かめることができますよ♪
まなびwithの思考力問題は、上の『こどもちゃれんじ総合コース』よりは少し頭を使うものの、比較的シンプルで解きやすい問題なので、正直あまり深い思考力はつきません。
『Z会』や『こどもちゃれんじ思考力特化コース』と比べると、かなり簡単です。
まなびwith幼児の『たいけん』ワークは、工作や体遊びなど、親子で一緒に取り組む課題。
たとえば、まなびwith年中10月号のハロウィンの課題。
またまなびwithでは、こどもちゃれんじではDVDで学ぶ社会のルールやマナーなども、この『たいけん』ワークの中ですべて学んでいきますよ。
このように、まなびwith幼児コースは、こどもちゃれんじよりも読み書きの進度は早めなので、途中から始めると難しく感じるかも。
でもそれ以外のワークドリルは比較的簡単。
背景もフルカラーでドリル感がなく、シール学習も満載なので、お勉強への抵抗は感じにくいですよ。
まなびwith幼児は付録は少ない・『図鑑調べ学習』と『読み聞かせ』がある
まなびwith幼児コースのワークドリル以外の教材をみていきましょう。
まなびwithの付録は年に数回のみで、内容はカードやブロックなどお勉強に使うもの。
こどもちゃれんじのような大きな付録やDVDや絵本はありません。
でも、ワークドリルの巻頭に『図鑑の抜き出し』、巻末に『物語』が付いていて、これが結構おススメ♪
まず、まなびwithの巻頭の図鑑。
小学館の『図鑑NEO』から抜き出されたもので、美しい写真や絵・詳しい解説が特徴です。
これを使って調べ学習ができるページが、ワークドリルの中に入っていますよ。
調べ学習は小中学校で必要になるけれど、意外と苦手な子が多いので、幼児のうちに習慣づけておけるのは嬉しいですね。
また、巻末物語が地味に素晴らしい!
キャラクター絵本ではなく、小学館発刊の本を使った本格的なタッチの物語で、毎月8ページの読み応えのある物語が掲載されています。
このように、まなびwith幼児コースは、1冊の教材に様々な学びがギュッと凝縮されたシンプルな教材。
幼児教育教材はどうしてもゴチャゴチャしがちだから、すっきりと1冊で済むのは特に親御さんにとっては嬉しいですね。
まなびwith幼児コースのメリットとデメリットは?
まなびwith幼児コースのメリットとデメリットをまとめると、次の通り。
まなびwith幼児のメリットとデメリット
メリット
- 国語の基礎がバッチリできる
- 図鑑の抜き出しで調べ学習ができる
- ワーク本がカラフルで楽しい
- シール学習がかなり多い
- 早く終わってもダウンロードプリントで反復学習できるので、物足りなさがない
デメリット
- 文字の反復練習が多く、子供によっては嫌になるかも
- 頭を使ってじっくり考える力はつかない
- 付録がほとんどなく、こどもちゃれんじと比較すると子供の食いつきがよくない
まなびwith幼児コースの詳細レビューはこちらからどうぞ♪ ※ まなびwithは、2021年10月に新規入会受付を終了しました。 『ドラゼミ』として長年親しまれてきた小学館の幼児向け通信教育。 2020年の教育改革に対応するために、2019年4月 ... 続きを見る
まなびwith(ウィズ)幼児コースの感想・口コミ・他との比較
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まとめ ~こどもちゃれんじとまなびwith、どちらがいいの?
以上、こどもちゃれんじとまなびwith幼児コースについてみてきました。
どちらも良い幼児教材だけれど、教材内容や目的がまったく違いますよ。
それぞれ、次のようなお子さんにおすすめです。
- 絶対につまづかない簡単なワークドリルで自信をつけたい
- たくさんの付録で、楽しく学習習慣をつけたい
- 英語や社会など、幅広く興味を持たせたい
こどもちゃれんじがおすすめ
- 国語と算数の基礎を重点的につけたい
- 調べ学習の習慣をつけたい
- 付録が少なく、ゴチャゴチャしていない教材がいい
まなびwith幼児コースがおすすめ
無料お試し教材を取り寄せると、どちらもたっぷり1週間分のワークが送られてきます。
お子さんにどちらが合うか、まずは無料教材で試してみてくださいね。
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